ysajixのブログ

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読書嫌いだった私が年100冊も読むようになった理由part2

こんにちはじっくすです。

今回は前回に引き続き読書について。

3パートに分けて投稿しますが、この記事では

 

どうやって読書嫌いを克服したか

 

について話したいと思います。

 

 

前回話したように、私は読書嫌いに陥っていたものの、読書をしなければいけないような状況になっていました。

 

読書嫌いになった理由は人それぞれあるかと思いますが、私の場合昔は本が大好きだったという過去があるため、その習慣さえ取り戻せば克服できると考えました。

 

 

ただ一度失った習慣を取り戻すのは大変難しいです。

どの本を読んでも頭に入ってこず、ただ文字を眺めているだけ、みたいな状況。

入ってこない上に疲れですぐ読書を辞めてしまうので、次読むときは前回読んだところと同じところから始めるという無限ループ。笑

 

そこで習慣づけるための工夫の対象を3つに分けました。

①本選び

②本に対する自分の姿勢

③本を読む空間

 

の3つです。

詳しく見ていきましょう。

 

①本選び

本を読んでいて疲れる、面白くないと感じる理由は“そもそもその本が自分にとって面白くない”からです。何を当たり前のことをと感じるかもしれませんが、これは意外に見落としがちな点です。

なかなか頭に入ってこない、ただ疲れるだけと感じたとき一つ自分に質問してみてください。

“それは自分に合ったレベルか?”

頭に入ってこないのはその文章が自分の頭のレベルに合っていないからです。これは何も自分がバカだとか読解力がないとかを言っているのではありません。世の中の本、特に学術書やビジネス書には初級者向け・中級者向け・上級者向けがあります。本のタイトルに書かれていなくても、作者はこういった人に読んでもらいたいという想いで書いているはずで、それによって内容がわかりやすかったりわかりにくかったりするものです。

RPG風に例えるなら、初期装備でいきなりラスボスに立ち向かおうとしていないでしょうか。もしそのゲームを始めたばかりなら、自分が倒せる範囲で、なおかつ自分をレベルアップさせてくれそうな敵(今回の場合は本)を選ぶべきです。

こういう点を踏まえて私は題名に「誰でもわかる」とか「初心者のための」みたいな本を最初に読むようにしました。すると前より格段に頭に入りやすくなるので、読むのが疲れにくくなったのです。

皆さんも本を読んで疲れるとか、頭に入ってこないような状況になったら問いかけるのを忘れないでください。

“それは自分に合ったレベルなのか。”

 

②本と向き合う姿勢

この姿勢は物理的な姿勢ではなく、精神的な姿勢のことです。態度と言ってもいいかもしれません。僕が気を付けたことは次の2つです。

・面白くなければその本を読むのをやめる

・1度で全て理解しようとしない

 

先ほど自分のレベルに合った本を選ぶという話をしましたが、レベルは合っているものの面白くないなーと思うことはよくあるはずです。もし読書する習慣をつけたいだけならその本を読み切ろうとするのはやめた方がいいでしょう。仮に読み終わっても達成感は思ったよりなく、ただ疲労が残り、記憶には何も残っていないだろうからです。

何かを習得するとき、面白くないものに取り組むほどモチベーションを維持するのが難しいことはありません。世の中には数えきれないほどの本があり、自分の知りたいテーマについて書かれた本もいくつもあります。著者が違えば伝え方も違うはずで、当然自分には合わない文体の著者もいるわけです。一度買った本を途中で読むのを辞めるなんてもったいない!と思う人もいるでしょう。僕もそう思っていました。ただ何度無理して読んでも疲れるだけで何も得られず、疲れるために読書をまた辞めてしまうという経験が多くありました。せっかく何かを得ようとしていたのに、その一冊を無理に読んだせいで読書を辞めてしまう方がよっぽど勿体ないと思ったのです。

また、一度で理解しようとするのも辞めたほうがいいでしょう。よほどの天才でない限り一度で理解するのは無理です。また、無理に自分にプレッシャーを与えてしまうと本を読むのが苦痛になります。その本を読み終えたとき、「何か1つでも自分の心に残っていたらラッキーだな」くらいに思って読む方が、本を楽しく読めます。たった1つ?!と思うかもしれませんが、全て理解しようとして読んだ本は期待とは裏腹に何も記憶に残っていないことが多いです。急がば回れという言葉があるように、1つを積み重ねていくのがその本を最終的に理解することへの近道だと考えます。

“面白くなければ辞めてもいい。全てを理解するなんて無理。”

 

③本を読む空間

皆さんは学生時代、テスト勉強や受験勉強などどこでしましたか?

自習室や図書館、カフェなど人によって違うとは思いますが、その場所はどういう基準で選ばれていたでしょうか。きっと、集中しやすいかどうか、という基準だったのではないでしょうか。僕は読書するときも勉強していたのとできるだけ近いような環境でするようにしています。僕の場合は少し音がある方が集中できるので、読書はカフェでします。

カフェが読書するのに合っている人ならいいと思いますが、音が無いところじゃないと集中できないという人が無理にカフェで読書しても集中するのはかなり困難でしょう。

読書が続かないな、と思っている人は自分が読書している場所を見つめなおしてみてください。もし受験期などと読書環境が大きく違うなら、試しに場所を変えてみるのもいいかもしれません。

“自分にとって集中できる空間はどこか”

 

 

さて以上が私が読書嫌いを克服して読書する習慣をつけた方法になります。

もちろん人によって習慣づける方法は違うはずですので、少しでも参考になればなと思います。

皆さんも自分に合った本を無理せず好きな場所で読んでみてください!

 

 

次回の記事は読書嫌いを克服した結果何を得たのか、について書きたいと思います。

気になる人はそちらも読んでくださるとうれしいです!

今回も読んでくださってありがとうございました。