茶道教室に行ってみた話
こんにちはじっくすです。
暑い日が続いてますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
こんだけ暑いと東北地方が恋しくなるばかりです笑
今日私は、友人の紹介で茶道教室に行ってきました。
そこでのできごとや感じたことなど話していきます。
今まで学生しかいない中でしか茶道をしていなかったのでちょっと緊張しながら先生の自宅へ。
入ってみるとまず驚いたのは生徒3人中2人が海外の方。
海外の方といっても茶道歴は2人とも10年近くあり大先輩です笑
茶道教室は先生によってだいぶ雰囲気が変わると聞いていましたが、ここの先生はとても優しくてユーモアのある方で、かなり和やかな雰囲気でした。
最初はまずほかの生徒さんのお点前(お茶を点てる一連の動作)を見ていたのですが、どれもこれも私の知らないものばかり。大学では4年間茶道をしていたので、かなり茶道を知っている気になっていたのですが、まだまだ知らないことがあるのだなと痛感しました笑
どのお道具も見るのは初めてだったのですが、中でも印象に残ったのが掛け軸。
書かれていた言葉はすいません忘れてしまったのですが、不思議なのはその掛け軸は大きいのに文字は右上に小さく書いてあるだけ。つまりほとんど真っ白なんです。
先生に聞いてみると、その掛け軸は滝を表していて、文字の書かれている部分が滝の流れ出す場所、真っ白な余白は滝壺に落ちた水の水しぶきを表しているそうです。
意味を聞いた途端部屋が涼しくなった気がしたのですから驚きです。
掛け軸の表現の広さを実感した瞬間でした。
しばらく見ているとせっかくですからやってみてはとご提案があり、お言葉に甘えてお点前をさせていただきました。
いざスタートしようとするとびっくりすることが。
先生と生徒さんでそのお点前の順序について意見が割れたのです。
普通に考えると先生が正しいはずなのですが、先生は自信がなさそうで後で確認してみるとのこと。
茶道は一生勉強という話はよく聞きますが、先生ほどのレベル、歴になっても勉強は終わらないのだなと思い知らされました、、、笑
さて無事にお稽古体験が終わり帰り道。
10年以上茶道をやっている方がこんなことを言っていました。
「茶道ってやればやるほど知らないことが出てきてびっくりするんだよね」
この言葉が今日一日で私が感じたことを集約している気がします。
4年やってもわからないし、10年やってもわからない、50年とかやってもまだわからないことがある。
その終わることのない探求、冒険が茶道の楽しみの1つなんだと思います。
とんでもないものに足を突っ込んでしまった気はしますが(笑)、私はその冒険を続けていって、いつか冒険の先にあるものが見えたらなと思っています。
読んでいただきありがとうございます。
今回はただの私の感想みたいになっちゃったので、次回に茶道お稽古がどんな感じで進んでいくのかを書こうと思います。もしよかったらそっちも読んでみてください!