ysajixのブログ

個人的な日記の延長です。気楽に読んでください!

読書嫌いだった私が年100冊も読むようになった理由part2

こんにちはじっくすです。

今回は前回に引き続き読書について。

3パートに分けて投稿しますが、この記事では

 

どうやって読書嫌いを克服したか

 

について話したいと思います。

 

 

前回話したように、私は読書嫌いに陥っていたものの、読書をしなければいけないような状況になっていました。

 

読書嫌いになった理由は人それぞれあるかと思いますが、私の場合昔は本が大好きだったという過去があるため、その習慣さえ取り戻せば克服できると考えました。

 

 

ただ一度失った習慣を取り戻すのは大変難しいです。

どの本を読んでも頭に入ってこず、ただ文字を眺めているだけ、みたいな状況。

入ってこない上に疲れですぐ読書を辞めてしまうので、次読むときは前回読んだところと同じところから始めるという無限ループ。笑

 

そこで習慣づけるための工夫の対象を3つに分けました。

①本選び

②本に対する自分の姿勢

③本を読む空間

 

の3つです。

詳しく見ていきましょう。

 

①本選び

本を読んでいて疲れる、面白くないと感じる理由は“そもそもその本が自分にとって面白くない”からです。何を当たり前のことをと感じるかもしれませんが、これは意外に見落としがちな点です。

なかなか頭に入ってこない、ただ疲れるだけと感じたとき一つ自分に質問してみてください。

“それは自分に合ったレベルか?”

頭に入ってこないのはその文章が自分の頭のレベルに合っていないからです。これは何も自分がバカだとか読解力がないとかを言っているのではありません。世の中の本、特に学術書やビジネス書には初級者向け・中級者向け・上級者向けがあります。本のタイトルに書かれていなくても、作者はこういった人に読んでもらいたいという想いで書いているはずで、それによって内容がわかりやすかったりわかりにくかったりするものです。

RPG風に例えるなら、初期装備でいきなりラスボスに立ち向かおうとしていないでしょうか。もしそのゲームを始めたばかりなら、自分が倒せる範囲で、なおかつ自分をレベルアップさせてくれそうな敵(今回の場合は本)を選ぶべきです。

こういう点を踏まえて私は題名に「誰でもわかる」とか「初心者のための」みたいな本を最初に読むようにしました。すると前より格段に頭に入りやすくなるので、読むのが疲れにくくなったのです。

皆さんも本を読んで疲れるとか、頭に入ってこないような状況になったら問いかけるのを忘れないでください。

“それは自分に合ったレベルなのか。”

 

②本と向き合う姿勢

この姿勢は物理的な姿勢ではなく、精神的な姿勢のことです。態度と言ってもいいかもしれません。僕が気を付けたことは次の2つです。

・面白くなければその本を読むのをやめる

・1度で全て理解しようとしない

 

先ほど自分のレベルに合った本を選ぶという話をしましたが、レベルは合っているものの面白くないなーと思うことはよくあるはずです。もし読書する習慣をつけたいだけならその本を読み切ろうとするのはやめた方がいいでしょう。仮に読み終わっても達成感は思ったよりなく、ただ疲労が残り、記憶には何も残っていないだろうからです。

何かを習得するとき、面白くないものに取り組むほどモチベーションを維持するのが難しいことはありません。世の中には数えきれないほどの本があり、自分の知りたいテーマについて書かれた本もいくつもあります。著者が違えば伝え方も違うはずで、当然自分には合わない文体の著者もいるわけです。一度買った本を途中で読むのを辞めるなんてもったいない!と思う人もいるでしょう。僕もそう思っていました。ただ何度無理して読んでも疲れるだけで何も得られず、疲れるために読書をまた辞めてしまうという経験が多くありました。せっかく何かを得ようとしていたのに、その一冊を無理に読んだせいで読書を辞めてしまう方がよっぽど勿体ないと思ったのです。

また、一度で理解しようとするのも辞めたほうがいいでしょう。よほどの天才でない限り一度で理解するのは無理です。また、無理に自分にプレッシャーを与えてしまうと本を読むのが苦痛になります。その本を読み終えたとき、「何か1つでも自分の心に残っていたらラッキーだな」くらいに思って読む方が、本を楽しく読めます。たった1つ?!と思うかもしれませんが、全て理解しようとして読んだ本は期待とは裏腹に何も記憶に残っていないことが多いです。急がば回れという言葉があるように、1つを積み重ねていくのがその本を最終的に理解することへの近道だと考えます。

“面白くなければ辞めてもいい。全てを理解するなんて無理。”

 

③本を読む空間

皆さんは学生時代、テスト勉強や受験勉強などどこでしましたか?

自習室や図書館、カフェなど人によって違うとは思いますが、その場所はどういう基準で選ばれていたでしょうか。きっと、集中しやすいかどうか、という基準だったのではないでしょうか。僕は読書するときも勉強していたのとできるだけ近いような環境でするようにしています。僕の場合は少し音がある方が集中できるので、読書はカフェでします。

カフェが読書するのに合っている人ならいいと思いますが、音が無いところじゃないと集中できないという人が無理にカフェで読書しても集中するのはかなり困難でしょう。

読書が続かないな、と思っている人は自分が読書している場所を見つめなおしてみてください。もし受験期などと読書環境が大きく違うなら、試しに場所を変えてみるのもいいかもしれません。

“自分にとって集中できる空間はどこか”

 

 

さて以上が私が読書嫌いを克服して読書する習慣をつけた方法になります。

もちろん人によって習慣づける方法は違うはずですので、少しでも参考になればなと思います。

皆さんも自分に合った本を無理せず好きな場所で読んでみてください!

 

 

次回の記事は読書嫌いを克服した結果何を得たのか、について書きたいと思います。

気になる人はそちらも読んでくださるとうれしいです!

今回も読んでくださってありがとうございました。

読書嫌いだった私が年100冊も読むようになった理由

 

こんにちはじっくすです。

みなさんはゴールデンウィークどう過ごしましたか?

色んな過ごし方があるかと思いますが、読書をして過ごした人も多いかと思います。

 

 

私も本を読んで過ごしましたが、こうなったのは割と最近のことです。

 

私は子供のころ読書が大好きで、暇さえあれば本を読んでいました。

青い鳥文庫の「パスワード」シリーズや、メアリー・ポープオズボーン著の「マジック・ツリーハウス」シリーズを読むことは私の毎日の楽しみでした。

ところが中学へ入学する頃には本を全く読まなくなり、それは大学3年生まで続きました。

部活や受験で読む暇が自然と無くなり、読まないことに慣れて大学へ入っても読めなくなってしまったのです。

 

では今はどうでしょう。

最近では少しペースが落ちているものの、去年は年100冊以上を読破しました。

ジャンルは小説、学術書、ビジネス書、エッセイなど様々です。

 

①なぜ私が急にそんなに読むようになったのか。

②どうやって読む習慣をつけたのか。

③読んだことによって何を得たのか。

 

この3つについて話したいのですが全部を1つにまとめると読むのが大変になるかと思いますので、今回は①の読書するにいたった原因についてお話しします。他の2つについては後日また投稿します。

 

 

さて、先ほど私は大学3年まで本を読まなかったと書きました。

ということは4年からは本を読むようになったわけです。

その1年間にあった出来事に私が読書するようになった背景があります。

 

 

その出来事が留学と就活です。

まずは留学から。

大学3年の夏、1年間の留学生活が始まりました。

そこで驚いたのが世界の学生たちの知識量です。

自分の学問の知識ももちろんですし、社会問題や自分の関心のある分野など実に様々です。

では一方で私は?

中・高・大で学んだことはほとんどなく、いろんな話題を他の学生に振られても答えられない場面が無数にありました。

その時の自分の無力さ、くやしさは計り知れません。

彼らに追い付けるような知識や考えを手に入れなければ。そこでたどり着いた答えが本でした。

ただ留学中は何かと忙しく、本を読む時間をほとんど取れないまま帰国。

帰ってくると就活が始まっていたため、すぐに企業でのインターンに行きました。

これが2つ目の理由です。

そのインターンはかなり倍率の高いインターンで周りには優秀な人ばかり。なぜそのインターンに行けたのかもわからない私は、ただひたすら周りの学生に圧倒される一週間でした。

周りの学生の何が優秀だったのでしょう?

それは何か情報が与えられたときの理解スピード、多すぎる情報から自分に必要な情報を選び取る正確さ、そして得た情報から自分の意見を構築するスピード。この3つが圧倒的だったのです。

彼らが読書をしているのかは正直わかりません。ただ、僕が悔しい思いをした項目は読書で補うことができると考えました。

 

今話した2つの出来事が私が読書をするようになったきっかけです。

今思い返してみると、読書をするようになったきっかけには悔しさがかなり寄与していたみたいです。

 

ここまでで読書に取り組むまでの準備は整いました。

問題はここからでした。

読書をする習慣がなかった私は読書がなかなか続きません、、、

そこで私はどうやってそれを克服したか。

それについては次回の記事で発表します!

 

 

 

超個人的な話だったのにここまで読んでくださってありがとうございます!

少しでも次回に興味を持ってくださった方はそちらも合わせて読んでみてください。

ゴールデンスランバー・伊坂幸太郎

こんにちは、じっくすです。

今回は小説を一冊読んだのでその感想を話していきます。

 

今回お話しするのは伊坂幸太郎著、「ゴールデンスランバー」です。

とても有名な作品なので読んだ方も多いかと思いますが、読んで面白かったので紹介させてください。

 

 

本の紹介の前に著者について少し触れたいと思います。

実は伊坂さんは東北大学を卒業し今も仙台市出身なのですが、僕も仙台に5年間住んでいたことがあります。そのため伊坂さんの作品には仙台の大学や地名が沢山出てくるので、僕としてはその情景がリアルに想像しやすく読んでいて楽しい作家さんであります。

今までも何冊か伊坂さんの作品を読んできたのですが、伊坂幸太郎ファンの友達におすすめの作品を聞いたところ教えてもらったのがこの作品でした。

 

 

本の紹介

ある日仙台市で首相就任のパレードの最中、首相が爆殺された。

犯人として様々な証拠と共にメディアに取り上げられたのは青柳雅春。

しかし彼は何も事件に関与していないただの一般人である。

混乱する彼をよそに、巨大な陰謀は彼をどんな手を使ってでも捕えようと追ってくる。

必死に逃げる青柳。

国全体が敵となった今、彼は無実を証明し逃げ切ることができるのだろうか?

スリル満点、マスコミの怖さ、人を信じる大切さなどがリアルに描かれた作品。

 

 

今紹介したようにこの話は無実の男性が主人公です。

メディアでは様々な証拠が出されるものの、それらは全てでっち上げ。

真実を知っているのは本人だけです。

私がこれを読んだ時メディアの怖さを感じました。私たちは多くの情報をメディアから収集し、多くの場合それらが事実という前提でインプットします。この小説の中の一般人も、主人公の青柳雅春が殺人犯だと信じています。きっと自分がこの小説の状況に仮に立ち会うことがあっても、決して彼が犯人だということを疑わないでしょう。

 

また、この小説で印象的なのは、一般人とは逆にメディアの情報を信じず青柳を助けようと奮闘する青柳の知人たちです。知人というのは昔の恋人だったり、バイトの先輩だったり、サークルの同期や後輩、昔お世話になった花火屋のおじさんなど様々な人たち。そういった人たちがまさか青柳が首相を殺すわけないと彼を信じて、多少自分たちも危険にさらされようとも逃走に協力する場面は、人のつながりの大切さを教えてくれます。これを実現したのも主人公の誠実な人柄のおかげです。

 

自分の知人がこの主人公のような状況になったとき、私たちはメディアでなく知人を信じ切ることができるのでしょうか。また、自分がこのような状況になったとき周りから信じてもらえるようなつながりはあるでしょうか。

この小説では巨大な陰謀に立ち向かう勇気、メディアの偏向報道に流されない心、自分の身を危険にさらしてでも仲間を助けようとする強い気持ちを与えてくれました。

 

 

この小説は、

伊坂幸太郎が好きな人

仙台市に住んでいるもしくは住んだことのある人

先の見えない状況を切り開くような勇気が欲しい人

人のつながりの大切さを改めて実感したい人

におすすめです!

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

リンクを貼っておくのでよければ本を手に取ってみてください!

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

高齢者運転のニュースについて思うこと

高齢者ドライバーのニュースについて

 

みなさんこんにちは、じっくすです。

今日はあるニュースについて自分の疑問を検証していきたいと思います。

 

そのニュースとは、“高齢者ドライバーの事故”です。

 

知らない人がもしかしたらいるかもしれないので簡単にまとめると、

19日、池袋で87歳の老人が運転する車に跳ねられ3歳の子どもとその母が死亡し、そのほかにも8人が重軽傷を負った。その他にも高齢者の事故が多発していて、市民からは高齢者の運転制度に対する見直しの声が上がっている。

というものです。

最近かなり話題になっていますよね。

ネットでは「高齢者は運転するな」とか、「さっさと免許返却しろ」とか言われています。

ただ、僕がこのニュースを見たときに思ったことは次の2つです。

1.本当に交通事故は高齢者ばかりが起こしているのだろうか。

2.仮に高齢者ばかりが事故を起こしているとして、運転しなくてはならない理由もしくは、免許を返却できない理由が存在するんじゃないんだろうか。

 

1つ目から見ていきましょう。

f:id:ysajix:20190426140155p:plain

これは警察庁交通局が発表している、「平成30年度中の交通事故の発生状況」の中で、交通事故の加害者を年齢別に表したグラフです。

少し見にくいかもしれませんが、一番上のダントツで多いのが10代、次に20代、そして80代以上となっていますが、80歳以上は他の年齢層と比べてもそんなに発生件数は変わりません。

このグラフだけ見ると高齢者よりは若者の方が交通事故を多く起こしていると言えます。ただ注意したいのは交通事故には被害者の死亡に繋がっているものとそうでないものが含まれているという点です。そこでこれを見てください。

f:id:ysajix:20190426140226p:plain

 

先ほどと似ていますが、これは死亡事故に絞った年齢別のグラフです。平成30年度でデータが見つからなかったので、その1年前の平成29年度版から抜粋しています。

これを見ると1番上が10代で、ほとんど同じ件数で80歳以上が来ています。それ以外の年代はほぼ一緒です。これを見ると「え!若い人もめちゃくちゃ死亡事故起こしてんじゃん!」てなりませんか??

そうなんです。報道はあまりされていませんが、10代の交通事故、死亡事故は両方とも各年代と比べて1位なんです。

 

さて、データによって若者も死亡事故が多いことがわかりましたが、高齢者の死亡事故が多いのも確かなようです。ではなぜ高齢者は運転するのか、免許を返却しようとはしないのか。これについて検討していきましょう。

 

警視庁の2017年度の調査によると75歳以上の免許保有者全体に占める返納者の割合は4.67%とかなり低い。これには確実に理由があるはずです。

ニュースやネットでは高齢者が「まだまだ元気で運転できる」と言っていたり、若者に比べて自信があるからという話をよく目にします。そこでこれを見てください。

f:id:ysajix:20190426140248p:plain

 

これは平成27年度に警視庁が調査した資料で、高齢運転継続者が自主返納をためらう理由を表したものです。すると全体の7割近くが車がないと生活が不便なため返納しないと述べているのです。

都心部ではともかく、地方に5年間いたからわかりますが、車がないと生活できないような地域は沢山あります。また、これは生活していてかなり思うのですが、都心部の電車やバスなどで、きちんと高齢者に対して席を譲ってあげるなどの配慮のある若者は非常に少ないです。確かに自主返納によって交通機関の値段の割引があるなどのメリットはあるものの、制度ばかりが整って環境や人々のモラルが整っていないように思えて仕方ありません。

 

 

さて、ここまでいろいろ書いてきましたが、私が言いたかったことは次の通りです。

・交通事故を起こしているのは何も高齢者だけではないのだから、高齢者ばかりを取り上げるのはおかしい。

・運転するな、免許返納しろという気持ちもわかるが、そうしたアクションを高齢者が取りにくい環境なのも事実。そうした発言をするなら少しでもそうした環境が実現しやすいような行動を若者がとるべき。

 

以上2点です。

 

 

私は別に高齢者ひいきをしたいわけじゃありません。

高齢者が迷惑をかける場面もよく見かけます。

ただ同じくらい若者が他人に迷惑をかける場面も見ています。

今回の件ではあまりに高齢者だけが取り上げられておかしいなと思ったのでこうした記事を書かせていただきました。

僕も運転するときは最新の注意を払って運転したいものです。

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

私も考えが及んでいない点が沢山あるので、何か気づいたことやおかしな点があったら是非コメントお願いします。

東南アジア旅行する際の注意点!

こんにちは、じっくすです。

私は今ジャカルタにいるのですが、さっそくタクシードライバーにぼったくられました!!笑

 

一応東南アジアはこれで5か国目で、気を付けてはいたのですが慣れで注意を怠っていたために今回ぼられてしまいました。

そこで、今回は東南アジアでタクシーに乗る際、ぼったくりに合わないような注意点を整理します

 

1.タクシー会社を調べる

日本でタクシーに乗るとき、どのタクシー会社がいいとか考えたことのある人はいないと思います。少なくともこの会社はダメとかはないはず。ただ、東南アジアではいい会社と悪い会社が混在しています。いい会社のタクシーだとトラブルに遭う確率は低いですが、悪い会社だとそのリスクが高くなります。今回僕がぼったくりに遭ったのは悪い会社に乗ったからでした。国によって会社も違うので是非詳しく調べてから行ってください。

 

2.メーターをつけてもらう

日本でタクシーに乗って料金を払うとき、メーターの表示で金額がわかりますよね。日本では普通に動いているメーターですが、東南アジアだと言わないと点けてくれなかったりします。点けてくれなかった場合距離にかかわらず運転手のさじ加減で値段が決まるので非常に危険です。私が今回乗ったタクシーではメーターを点けてくれず、たった5分の距離でしたが2000円ほど取られました。乗った瞬間メーターを起動するよう伝えるか、伝えても起動してくれなかった場合は降りる勇気を持ちましょう。

 

3.空港からタクシーに乗るときの注意点を調べる

空港に着くとそこからタクシーに乗って目的地まで行く人も多いはず。東南アジアではタクシー乗り場でかなりの呼び込みがあり、その激しさに動揺して変な会社に乗ってしまうパターンが多くあります。また、国によっては乗り場で車のナンバーなどを書いたチケットを渡してくれるのですが、ドライバーによってはそのチケットを回収しようとする人がいます。そのチケットは何か問題があったときに必ず必要なので、絶対に渡してはいけません。

空港でトラブルに遭うとその後の旅行のテンションに影響が出るので、しっかり注意点は調べた方がいいでしょう。

 

4.相場を調べる

実は東南アジアではメーターをつけてもらったらそれで安心というわけではありません。中にはメーターに細工をしていて、異常な料金の上がり方をするタクシーがあります。目的地までの相場を知っていると、そのメーターが適切に動いているかを判断できるので、もしわかる場合は把握しておいた方がいいでしょう。仮に改造メーターの可能性があると思ったら、途中で降ろしてもらった方がいいかもしれません。

 

 

以上がどの国にも共通した注意点です。

こんなに気を付けないといけないならタクシーに乗らなければと思う方もいるかもしれませんが、公共交通機関が発達していない国では移動手段がタクシーしかないこともかなりあります。

特に学生の人はお金がないから旅行先を東南アジアにしている場合も多いので、無駄な出費をしないためにも注意が必要です!

 

さんざん注意すべきと書いてきましたが、世の中には金で解決したほうが安全なケースがあるのも確かです。ぼったくりタクシーの中には危ない人がいる可能性もあるので、そういう場合は無理に抵抗せずお金を払った方がいいでしょう。命に比べたらその金はかなり安いはずですから。

 

 

少し怖い印象を与えましたが、こういったことに注意するのも旅行の醍醐味だと割り切るのがいいかと思います!

特に東南アジアでは同じアジアなのに日本と違う点がかなりあります。そうした違いを一つ一つ楽しんでいく気概で旅行してみてはいかがでしょうか!

海外旅行20か国以上行っている僕がすすめる海外旅行の事前準備

 

こんにちは、じっくすです。

みなさん、旅行は好きですか?

知らない景色を見たり、リフレッシュしたり、美味しいもの食べたり、旅行って楽しいですよね。

もちろん国内旅行もいいですが、最近では海外旅行をする人も多いのではないでしょうか。

ただ、海外旅行って何を準備したらいいかわからないし大変そう、、、という人も多いはず。そこで、海外旅行に割と行っている僕が、これだけは準備しといた方がいいよというものを紹介します。これはおおざっぱな話なので、国や地域ごとに情報を知りたい人は別の人のブログなどを参照するといいかと思います。また、これは超初心者向きです。多少なりとも慣れている人にはいらない情報かもしれません。

 

情報編

まずはどんなことを調べたらいいのかという話から。たまに、とりあえず向こうに行けばなんとかなるという人を見かけます。確かに恐らく何とかはなるのだと思いますが、海外は日本と違う点が多々あり、旅行をより良いものにするためにも最低限の情報を得てから行くことをお勧めします。

1.文化

その国にはその国のルールやマナーがあります。例えば、僕が昔いたスウェーデンでは路上でアルコールを飲むことは犯罪でしたし、宗教の厳しい国では服装に制限がある場合もあります。そういうことを知らずに旅行すると警察沙汰になる恐れもありますので、その国特有の文化などは事前に調べましょう。

                                                                                                           

2.公共交通機関の乗り方

旅行先では様々な観光スポットに行くのにどうしても公共交通機関を使うと思います。公共交通機関無しに旅行はできないと言っても過言ではありません(すべてツアーで移動するから大丈夫という人にとっては過言でしたごめんなさい)。海外へ行くと電車の乗り方はもちろん、タクシーも会社を選ばないと大変なことになることも多々あります。どうやって乗るのか、乗るときは何に注意するのかは事前に調べたほうがよいでしょう。

 

3.治安

最近ではテロが起こる場所も多く、そうでなくとも日本より治安のいい国はほとんどありません。日本のように夜一人で歩いていると襲われたり、危ない地域では命を狙われる恐れもあります。どのような行動は注意すべきか、どこへは立ち入らないべきかなどの情報は事前に調べておきましょう。

 

持ち物

1.肩掛けかばん

海外ではスリが本当に多いです。日本のようにリュックを背負っていたり、ポケットに何かを入れていると簡単に持っていかれます。肩掛けかばんをお腹側に持つことによって、気づかない間に持っていかれることを防げます。

 

2.クレジットカード

日本も最近ではカード社会に移行しつつありますが、国によってはそもそも現金を受け付けていない場所があったり、現金が足りなくなった時に払う手段に困ることがあります。そこでクレジットカードを持っていると払うのに困りませんし、マイルがたまったり海外旅行保険がついていたりするので持っていると便利です。

 

3.薬

慣れない環境で旅行をしていると疲れで免疫が下がり風邪をひいたり、食あたりをして下痢になってしまうこともあります。海外でももちろん薬は手に入りますが日本人の体には強すぎることがあるので、できれば日本の薬を持っていくと副作用の面でも安心です。

 

4.充電関係

最近の私たちの生活は電子機器無しにできません。それは旅行中と言えど一緒です。特に充電器類を忘れると死んだも同然の絶望感を味わうことになります。海外と日本ではコンセントの形が違ったり、流れている電圧が違うので変圧する必要があるなど簡単に充電はできません。そこらへんは行く国によって違ったりするので事前に買って持ってくことをお勧めします。

 

 

以上が大雑把な事前準備になります。もちろんこれ以外にも持ち物などはありますし調べることもあるかと思いますが、大体のものは現地で手に入ります。

特に上記のものは、事前準備が大嫌いな私でもやっていることなのでよければ参考にしてください。

 

 

では皆さん、楽しい海外旅行を!

チーズはどこへ消えた?の感想

こんにちは。

みなさん、タイトルにある“チーズはどこへ消えた?”は本の題名なのですが、何に関する本だと思いますか?

なんかのチーズの本かなあ、とかある人がチーズを盗まれた日を描いたエッセイや小説だと考える人が多いのではないでしょうか。

 

実はこれ、ビジネス書なんです。

ページ数で言うと90ページしかない薄い本ですし、表紙もでかでかとチーズが書かれているだけなのですが、IBMやアップルが研修テキストに指定するほどの有名な本なんです。

 

今日は本の簡単なあらすじ紹介、気になったポイント、これを読んでどう感じたかの3点を話していきます。

 

 

まずはあらすじから。

この本には2匹のネズミと2人の小人が登場します。彼らは“迷路”に住んでおり、“チーズ”を探しています。ある日かなり大変な想いをしてチーズを見つけ出した4人でしたが(正確には2人と2匹ですが面倒なので4人でまとめて書きます)、もちろん毎日食べていたらチーズは無くなります。ネズミは単純なのですぐに別のチーズを探しに行きます。では小人は?彼らはあれこれ理由をつけて動き出しません。チーズがいきなりなくなるわけがない!と悲しみに暮れ、無くなった理由を考え、きっとまたチーズが現れると信じて動かないのです。なぜならチーズを探し出すのはあまりに大変で、また迷路という未知の世界に飛び込む必要があったのですから。

一方すぐ動き出したネズミは苦労はあったものの新たにチーズを見つけます。

さすがに何か行動しないとまずいと思った1人の小人ホーは、勇気を出して安息の地から抜け出し、様々な困難を乗り越えやっとのことで新たなチーズを見つけ出すのです。

残ったもう1人の小人ヘムはどうなったのか。彼も動き出したのか、それともまた理由をつけては動かないのか。それは読者の想像に任されています。

 

 

これだけ話すと小学生向けの絵本のように聞こえます。けどここで出てくるチーズは、私たちが“人生で求めるもの”。パイロットになりたい、だとか幸せな家庭を持ちたい、お金持ちになりたい、などです。また、彼らの住む迷路はまさに私たちの生きる“社会”です。そのように読み替えると、この話は全く表情が変わって映るのではないでしょうか。

僕には2つのシーンが心に残っています。1つはチーズが無くなったときの小人の反応、もう1つは勇気を出した小人がなんとか道を進んでいく場面です。

もし皆さんだったら、苦労して手に入れたものが急になくなったときどのような反応をしますか?ネズミのようにすぐ次の目標に向かって行動できるでしょうか?僕はできないなと思いました。きっと小人のようにいろいろ理由をつけてその場から動けだせないでしょう。この点に関してほんの中ではこんなことを言っています。

 

“つねにチーズの匂いをかいでみること。そうすれば古くなったことに気づく”

 

私たちが変化に対して驚いて困惑するのは、自分達にとってその変化があまりに急だったからです。実際の変化は急に起きるものではなく、少しずつ変わっていってるだけです。例えば自分の昔の写真を見たとき(赤ちゃんの頃とか)、あまりの今の自分との違いにびっくりするはずですが、普段鏡で自分の顔を見るたびに驚くことってないですよね?それは毎日の変化を見ているからです。そうやって状況を常に見つめてみること。これは変化に対応する1つの手段ということがわかりました。

次に印象に残っているのは小人の1人が未知の世界を進んでいく場面。

僕はこの人物の気持ちがすごくわかります。初めての世界に飛び出すのはすごく怖い。一歩踏み出すだけなのにその一歩がなかなか出ません。それは僕たちの想像する未来が恐怖でいっぱいだから。失敗したらどうしよう、ひどい目にあったらどうしよう、そんな気持ちでいっぱいだからです。ここで僕が気に入った文がこちら。

 

“ホーは改めて思った。人が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くないのだ。自分の心の中に作り上げている恐怖のほうが、現実よりもっとひどいのだ。”

 

これも確かに、と思いました。これは飛び出したら失敗することはないよ、と言っているのではありません。失敗はするかもしれない、けれど自分が思っているほどのひどい結果にはならない、と言っているのです。僕たちの想像力は無限大です。恐怖にある状況下ではいくらでも恐怖を増大することができる。でもいざ一歩踏み出してみると思っていたより悪くない。これがわかっているかどうかだけで、その一歩のハードルはかなり下がります。

 

 

実はこの本20年近く前に発売された本なのですが、僕は今でこそ必要な本だと思っています。今は変化が激しく、いつ目の前のチーズが無くなるか誰もわからない。けどチーズがいつか無くなるのは確かなんだから、常に匂いを嗅いで準備しておく必要があります。

それは意識が高いからとかそういう話じゃありません。幸せになるために必要なことです。

 

この本をお勧めしたいのは、ビジネスマン・チーズが好きな人・難しい文章は嫌いだけど何かを得たい人・一歩踏み出す勇気がない人、です。よかったら是非読んでみてください!

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

よければ感想お聞かせください。

チーズはどこへ消えた?