ysajixのブログ

個人的な日記の延長です。気楽に読んでください!

不幸は気づくのに幸せは気づけない

こんにちは、じっくすです。

 

昨日、5年の間ずっと親密にしている人と大きな喧嘩をしてしまいました。

今までも喧嘩は多かったのですが、今回は特段大きく、私がいつもより余計なことを言ってしまったんです。

 

ちょうどその前日までハンス・ロスリング著のFACT FULLNESSという本を読んでいて(この本の感想などはまた別に投稿します)、今回の喧嘩と結びつく箇所があり、喧嘩の後それを思い出してひどく反省しました。

 

その内容は、「悪いニュースの方が広まりやすい。もしこのニュースと同じくらい強烈な『明るいニュース』があったとしたらそれはニュースになっていただろうか」というものです。どういうことかと言うと、人は悪いニュースの方が記憶しやすく、そのためそれに付け込んでニュース番組も悪いニュースばかりを報道している。この世の中には世界全体の生活水準がどんどん良くなっているだとか、事故者数が減っているだとか、みんなが知るべきニュースが山ほどあるのにそれらは報道されない、というものです。

 

この箇所を思い出したとき、私はひどく反省しました。5年もの間その人は本当に多くの幸せを僕にくれているし、悪いことなんてほんと一握り。なのに悪いことばかりが記憶に残ってしまって、いつの間にか幸せな環境にいることを忘れて生活してしまっていました。目の前の悪いことを気にしすぎて、本当は感謝しなければならないような日々の出来事を忘れてしまっていたのです。

 

これは日常生活にも言えることです。日本という国は相当恵まれています。世界では当たり前でない生活を、私たちは当たり前のように送っています。少しでもいいから、生活に埋もれてしまっている幸せを思い出してみる必要があるなと感じました。