ysajixのブログ

個人的な日記の延長です。気楽に読んでください!

茶道の奥深さについて

こんにちは、じっくすです。

突然ですがみなさん茶道ってしたことありますか??

日本の伝統文化を聞かれたらすぐに浮かんでくる茶道ですが、実際に関わったことのある人は少ないと思います。そんな私も5年前までは関わったことはなく、そんなに興味もない人の1人でした。ただ、たまたま大学入学後茶道に触れる機会があり、そこで茶道の面白さに触れて今では5年茶道を続けています。なので今回は、茶道に触れたことがない人のために茶道の面白さについてまとめようと思います。恐らく長くなるので何回かに分けて投稿しようと思います。今回は茶道の奥深さです。

 

私は大学から茶道のサークルに入ったのですが、その理由は部室で美味しいお菓子を食べれるしそれに合わせて美味しいお茶も飲める、畳でゴロゴロできるなんて最高だ!という理由でした。笑
確かに僕がイメージしてたこともできましたが、思ったより茶道は大変なものだったのです。

そもそもなぜ茶道をするのか?それはお客さんをおもてなしするためです。茶道は様々な手法を使っておもてなしします。招待状の文面、お客さんを楽しませるための様々な茶道具、美味しいお菓子と美味しいお茶、茶席内での和やかな雰囲気づくりなどなど。1つのお茶会をするにも本当に大変な準備があるのです。全てはお客さんに最高のひと時を過ごしてもらうために。

さてこれらを実行するために茶道初心者は様々な練習をします。本当に基本的なところだと立ち方、歩き方から練習します。そんなのただ立って歩けばいいだけじゃん!と思う方もいると思います。確かに普段からそうして生活しているからできるはずなのですが、茶道での立ち方歩き方、言い換えるとお客さんをもてなすための立ち方歩き方となると話が違ってくるのです。こうした基本的なことから始まり、お茶の点て方(お茶を作ることを点てる‘たてる’と言います)、動作の順序、道具を覚える、などなど挙げだしたらキリがありません。僕はこれこそが茶道の奥深さだと思うのです。お客さんを本気で心からもてなそうと思ったら、これほどの準備が本来必要なんだ。しかもいくら練習しても終わりがなく、お客さんにより満足してもらうために練習は一生続くんだ、と。

ここまで書くと、「うわ、茶道って大変そう、やりたくない」という意見が沢山聞こえそうです。確かに大変ではありますが、最初は赤ちゃんみたいに何もできなかった自分が、練習を経るごとに少しずつ成長していく様は、まるでもう一つの人生を体験しているようでもあります。また、頑張って準備したお茶会にお客さんが来てくれ、そして満足して帰っていくのを見るのはなんとも言えない達成感と喜びがあります。

このように、少しずつ茶道の面白さを体験しているうちにもう5年が経過していました笑 

みなさんも、まずはお菓子とお茶をいただくところから茶道を始めてみてはいかがでしょうか。