ysajixのブログ

個人的な日記の延長です。気楽に読んでください!

事象の背景まで考えるということ。

ブログをはじめていきなり2つ目の投稿です。笑

実はこれを書きたくて今日ブログをはじめました。

 

私はコンビニでアルバイトをしているのですが、今日社員さんと働いていたら、数か月前に某有名コンビニチェーンで、店長が不適切な発言やセクハラをする動画がニュースになったという話になりました。この部分だけ見ると明らかにこの店長が悪いですし、ネットでも非難の声が多く、またニュースでもこの店長を非難していました。

ただ、今日話した社員さんは「僕はこの店長の気持ちがわかる」と言ったんです。この発言にびっくりして、思わずその理由を聞きました。

「コンビニにはノルマが課せられている店も多く、特にそのチェーン店ではノルマが厳しいと聞いている。またフランチャイズ契約期間も他のチェーンより長く、定年してからオーナーになるケースが多いことを考えると定年後の15年間ほぼ毎日上からの重圧を感じながら働かなければならない。きっとそんな中で働いてたら精神が壊れてあの店長みたいになってしまう人がいてもおかしくないんじゃないか。本当に悪いのは店長なのか、それとも上層部の運営体制なのか」

私はこれを聞いたとき、事象の表面だけでなく背景まで捉えることの重要性と、同時にその難しさを感じました。私たちが普段ニュースなどで接する情報はある事象の表面だけで、その表面でさえも一部を切り取られているため全体を見ることができません。ただ、本当に課題を解決したいならなぜその事象が起きたのかという事象の背景まで考える必要があるのです。今回の件だと店長をクビにしただけでは課題は解決しないはずです。問題は運営体制にあるのですから。ただそれは簡単なことではありません。一般の人はコンビニの裏でそんなことが起きているなんて知る由もないし、判断材料はニュースの情報だけだからです。

じゃあ本当の情報はどうしたら得られるか。今日思ったのは、現場の人に直接話を聞くということ。現場の人は生きた情報を持っています。生きた情報によって初めて問題の所在がわかり、それに対して意見を持てるのだと思います。ただ現実的に、ニュースのたびに現場の声を聞くのは難しいです。だからせめてでも、なんでその事件が起きたのか、その人の心理は何だったのか、本当の問題はどこなのかを考えながら情報を得ていくのが重要なんだと思いました。

 

2投稿目で長々と書いてしまったし、慣れていないのでまとまってもいないですが最後まで読んでくださった方ありがとうございます。何か感じたことなどあればコメントお願いします!